ついに噂のM5stickVを買ってみた。AIカメラとして話題になっているのだが、ラズパイやarduinoを普段使っている身としては少々ハードルは高めだった。今のところあまり日本語の記事が少ないので参考になれば幸いです。
アマゾンだと4000円ぐらいです。
やや品薄状態
USBケーブルを接続するとチーン!という起動音がする。
自動的に最初から保存されているboot.pyを起動する仕組みになっていて、ただ電源を入れただけでもカメラが起動します。
人の顔を認識して、白枠で囲むのをやってくれる。写真の様にボタンを押すとなんとLEDライトが光って暗いところでも使える(と思う)
↓boot.pyはここでダウンロードできるので書き換えられます。
https://www.switch-science.com/catalog/5700/
↓セットアップはこちらです。
https://docs.m5stack.com/?fbclid=IwAR1Pqke9aF63J77Jgn7Wz93eOEii0Kb71eBT3hXkxDpiNqi9ayxUpTQuQ0I#/en/quick_start/m5stickv/m5stickv_quick_start?id=download
まずはファームウェアをダウンロード
(m5stickV_Firmware_0630Fixed.kfpkgというファイル ※8/9現在)
次にKflash_GUIをインストール。
https://github.com/Sipeed/kflash_gui/releases (windows版です)
これを使って先ほどダウンロードしたm5stickV_Firmware_0630Fixed.kfpkgをM5stickVに書き込む。
Select File に m5stickV_Firmware_0630Fixed.kfpkgのファイルパス
Board はAuto
Port は m5stickVを接続しているポートにしてDownloadすればOK
続いて接続するシリアルツールをインストールします。
https://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/latest.html
Tera Termとかでも動きますが、接続速度を115200にしないと文字化けしますので注意してください。
Serialにチェックを入れ、USBのポート、速度を入力して接続します。
うまくいくとPCからM5stickVへ接続できます。
この状態はboot.pyが動いている状態なのでCtrl +C を押して止めます。
この状態で
import lcd
lcd.init()
lcd.draw_string(100, 100, "hello world", lcd.RED, lcd.BLACK)
をコピペするとLCDに文字が現れます。
ここでリファレンスにもあるのですが、コマンドを入れるといろいろできます。
os.listdir() → フォルダ内のファイルを表示します
pye("hello.py") → hello.pyを作成して書き込みます。
(Ctrl+S
>
Enter で保存
Ctrl+Q で保存しない )
でもここで開発するのはちょっとキツいなと感じたのでmicroSDカードを買ってboot.pyを保存するやり方をおススメします。(起動前にカードを挿入するだけで立ち上げ時に読み込んでくれます)
一応リファレンスにはuPyLoaderというM5stickVと直接ファイルをやりとり?できるシロモノもあるのですが、ボタンを押しながら接続するといった手間があったりと非常にめんどくさいです。
↓これを買いました。初回は認識しなかったりしますがなんとか使えます。
(まったく相性があわないこともあるそうなので慎重に選んでください→
最新情報)
ちなみにAIカメラはksasaoさんのぶらうにーがおススメです。
microSDカードに保存して立ち上げればすぐ使えます。
https://github.com/ksasao/brownie/blob/master/README.ja.md?fbclid=IwAR2nR8nxmOI5sv_uIsTKkX2UoiUCyUDlQ9a8rlmAm5uDre8EZCNirc7z4N8まだ初期起動音を小さくするくらいしかいじっていませんが、何か面白いことができたら書いていきたいと思います。
→AIカメラとして使えました!!