先日、幕張メッセで電気工事士2種の実技試験を受けてきました。
あまり自信はなかったので結果発表までドキドキしていたのですが、なんとか合格してました。
私のようにあまり器用ではない人向けに合格のポイントをアドバイスさせていただきます。
1.まずは工具、材料をそろえる
当たり前のことですが、ここでケチると大きく不利になってきます。
【工具】
・電工ナイフ ・・・使い慣れたモノで
・プラス、マイナスドライバー・・・・マイナスは小さめのものをチョイスして下さい。コンセントなどの接続間違いを直すときによく?使います。
・電工ペンチ・・・これもやや小さめがおススメ
・ニッパー・・・・切れにくいものはNG。作業スピードが落ちます。
・ウォーターポンププライヤ・・・・ロックナットを締めるのに必要。でもほとんど使わない。
・リングスリーブ用圧着ペンチ・・・必ず取っ手が黄色いJIS規格品を使うこと。大のスリーブは使わないので〇、小、中のみの小さいタイプのものでもOK
・スケール・・・・ロックできるもの。定規でもOK。
・ラジオペンチ・・・・芯線を「の」の字にするためだけに使う。不器用な人向け笑
・ワイヤーストリッパー・・・・少し高いが必ず持っていくこと。VVF用の外装もむけるストリッパーがあればかなり有利になる。
小さめの工具をおススメするのは「念のため・・・」と工具をかなり持っていくと作業スペースがかなり狭くなるからです。自分はストリッパーを2種類持っていきました。おかげで当日は工具を落としたり大変なことに・・・・。
【材料】
コンセントなどはホームセンターでもそろえることは可能ですが、全部一式の材料セットを買うのがおススメです。ケーブル類はどこでもOK。ただ長さは少し長めに切って毎回再利用していました。(意外とケーブル代がかさみます)
2.複線図を書ける様にする。
自分は下記のページで覚えました。
http://eleking.net/k22/その年の技能試験問題の13問だけ書ける様にしておけば大丈夫です。
3.実技の練習
公表問題を練習する前にまず、ランプレセクタブルや電線管の取り付けなど個々の作業手順を覚えてください。
技能試験用のテキストを購入するのがいいと思います。自分はオーム社のフルカラーでわかる!できる!技能試験合格テキストを使いました。
試験は減点方式なので重大欠陥があると一発不合格です。このあたりは確実におさえておくことが重要です。
問題なく作業ができるようになったら公表問題に取り掛かって下さい。自分は公表問題13問を3周練習しました。このとき時間が重要で5~10分程度余らないと本番は苦しいかもしれません。採点はYOU TUBEの技能試験例をみて確認しました。
4.最後に・・・。
合格のコツは練習あるのみなのですが、いい工具をそろえるのも重要です。実技試験のみで7
割程度受かるので自信をもって受けてみて下さい。多少お金がかかりますが電気系資格のなかでは一番おススメです。