先日、職場でハンディのサーモグラフィを借りてきたのでそのスゴさを紹介したいと思う。
赤外線のつよさで温度を可視化するというシロモノなのだが実際つかってみると実に面白い!!
↑こんなかんじ
盤の温度を知るために借りてきたのだが、ネジのゆるみなどによる異常な発熱があるかどうかすぐにわかる。例えば3相負荷の端子は同じ電流が流れそれぞれ同じ温度でなければならないが、サーモグラフィーで見ると一か所だけ色が変わり高くなっているのが確認できる。停電することができない盤の異常を知る手段としては最適だと思う。
そして特筆すべきはその速さ、ひとつの盤に対しサーモグラフィをあてて画像を見るだけでよいので30秒とかからない。盤が無数にある場合におススメだ。
もし測定値が知りたいなら
FLIR(フリアー)E4などの機種は中心の温度を表示することもできるのでブレーカ温度を管理している現場にも使用できる。
残念ながら値段が15万程度~と高価なのだが費用対効果は十分期待できる。盤のメンテをあまり実施していないと感じている現場は是非購入してはどうだろうか。