今年の1月くらいの話なのですが、奥さんの出産に伴い仕事を辞め、一か月ぐらい無職の期間がありました。
始めはオムツやミルクをあげるのに四苦八苦だったのですが、だんだん慣れてきて自分の時間が持てるようになりました。
そこで何を思ったか、
「本を出そう!」と考えるようになり、実行してみることに・・・。
とはいっても、在庫を持つことになって大損するのはイヤなので電子書籍で出すことにしました。そしてジャンルは6万人が毎年受ける電験3種の資格の本にしました。これは中学受験の人数とほぼ同じです。
内容は文才がないので、ほとんど図と数式で済む公式集にしています。ちなみに公式は著作権フリーなので使い放題です。※図は作らないとだめです。
そしてざっくり出版の方法を紹介しますが、はっきりいって思ったより簡単、費用もかかりません。(本を執筆するのは簡単ということではありません)
まずはKDP(キンドルダイレクトパブリッシング)のアカウントを取得
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.epudという拡張子のファイルで本をつくる。
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表紙とともにKDPへアップロードして出版。
他にも本の金額を決めたりとKDPの設定でいろいろありますが、ここでは割愛します。※変更が激しくすぐに情報が古くなってしまうためです。
ちなみに.epudビルダーはsugilというフリーソフトを使いました。
↑電験の試験に出そうな公式を延々作っていきます。
意外と難しいのは表紙です。これは自作をあきらめ奥さんに作ってもらいました。
一時期では紙の本はなくなるのでは?とまで言われた電子書籍ですが、あんまり盛り上がっているとは感じません。でも記念に一冊作ってみるのもいいかもしれないな、と出版してから思いました。
アマゾンでは酷評なレビューも付けられていますが、そこそこ売れました。買われた方には過去問も含め頑張って頂き、合格を祈るばかりです。