技術士一次試験を受けた人はご存じかもしれないが、合格してもそれだけでは”技術士補”とは名乗ることはできない。なぜなら同じ分野で指導技術士がいなければ補佐することができないため登録ができないからだ。そして間違っても1次試験合格のみで”技術士補”と名刺にでも書こうものなら技術士法違反になってしまうので注意してほしい。(アルティメットは受かってから知ったが・・)
この資格はおよそ大多数の人が実務経験を積み2次試験にチャレンジするか、一次試験合格というステータスのままにしているかどちらかという印象が強い。今回運よくアルティメットは指導技術士が見つかり技術士補登録をすることになったのでやり方を簡単にまとめたい。
【必要なもの】
①技術士補登録申請書
住所や技術士一次試験合格証番号など申請する本人の情報を記入するのだが、指導技術士の登録番号、事務所名称などが必要になってくる。また指導技術士と会社が違う場合はその会社の同意書が必要。ちなみにJABEE(ジャビー?)卒業の人はフォーマットが違ったりするので注意すること。
②登記されていない事の証明書
法務局で発行される。郵送で取り寄せる場合特殊なケースを除き、身分証明書のコピーと収入印紙を貼った申請書と返信用封筒を同封すれば1週間もしないうちに発送される。
③身分証明書
本籍のある市区町村で発行される。こちらも郵送であれば身分証明書のコピーと申請書と返信封筒で発行されるが、収入印紙ではなく定額小為替という郵便局でしか手に入らないものが必要なので注意が必要(残念ながら郵便局窓口へいかなければならない)
④補助しようとする技術士の証明書
指導技術士のサインと私印
⑤印紙と振込受領書(ATMの明細書でも可)
印紙は15,000円、振込は6,500円とあわせて2万超えでとってもリーズナブル。
詳しくは
こちらのページ参照してもらいたいが、欠格事項等もあり登録できないケースもあるので、できれば技術士一次試験を受ける前に確認することをおススメしたい。
とりあえずこれで申請しているのだが、登録書がきたら技術士補(電気・電子)と名刺にいれようかと・・。なかなか”補”をいれている人はいないのでレアな名刺になる予感!!!