最近設備のマニアじゃなくて資格のマニアになってるかもしれませんが、また試験に合格したので紹介させて頂きます。
今回は技術士補(電気・電子)です。試験自体は技術士一次試験ともいいます。
この資格は所定の実務経験があれば技術士の二次試験が受けられるというメリットしかありませんが、電気設備系の資格を受けようとする方にはかなりおススメです。
どういう点がいいかというと・・・。
①電験の試験と同じような問題が出題される。
私は電験三種のほうを先に取得してしまいましたが、理論、機械の問題がかなり出題され、基礎的な部分を網羅しています。はっきり言ってこの試験をさきに受ければよかったと後悔しました。なかには難しい問題もありますが、電験でいうB問題程度の難易度で応用力をつけるのに最適かと思います。
②点数が取りやすい
この試験は専門、基礎、適正と3科目あり、科目合格はなしと比較的ボリュームがありそうな試験に感じます。しかし難易度は専門>基礎>>>適正の順で、比較的難しい専門と基礎は問題選択が可能で50%以上正解で合格という好条件(?)です。
三科目共通して過去問からの出題が多く、5年分くらい理解すれば合格可能だと思います。初めに受ける資格試験としてもおススメできます。
③登録しなければ社会的責任がない
たぶんこれを読んでいる方は私と同じサラリーマンの設備担当者だと思いますが、資格の選任になると社会的責任が発生します。技術士は登録をしなければ法的な制約をうけません。
上司の評価といった目的だけであれば難易度と天秤にかけてもおつりがくるのではないでしょうか。電験などの資格への足がかりにも最適です。
最後に試験に使った参考書です。
技術士一次試験 電気電子部門 過去問題集 電気書院技術士一次試験 基礎・適正科目 完全制覇 オーム社技術士一次試験 電気電子部門 択一式問題 200選 日刊工業新聞社※3冊も買わなくても合格できると思います。
2017年9月30日追記
勉強する前に読んでクダサイ →
技術士補登録の仕方