最近、コンセントはいったい何アンペアまでつかえるのか、といった質問をされることが多い。
家庭用の100Vふたくちコンセントはあわせて15Aまで、というのが結論なのだが定格15Aという表現をするとなかなか理解してもらえない。
という事で今回わかりやすい記事になるように頑張ってみた。
電流計をヤフオクで落札し、コンセントふたくち合計の電流が測定できる様に回路を組んだ。(電材はホームセンターで買えるが危険なので真似しないこと!!)
コンセントの限界である15Aのところに赤い針が来る様にしてある。タコ足配線でこれを超えてしまうと焼損などの危険があるため絶対に流してはいけない。しかも上位ブレーカーは15Aを超えた20Aだったりするので自動で落ちたりはしない。
ちなみに定格とは
コンセントの場合、それ以上流せない電流(A)乗せられない負荷(W)、限界の電圧(V)などをいい、近くでよく見ると”15A、125V”などと小さく書いてある。(学習デスクなどは照明と一緒になってる場合は10Aだったりする)商用電源は100V±10%なので125V以上になることはないが、電流のほうはコンセントに差し込んだ分だけ流れるので注意しなければならない。
ではためしにドライヤーを使ってみる。
1200Wを使うと100Vで12A流れる。(電力W=電圧V×電流A)
これで、もうひとつのコンセントは300W(3A)しか使えない。電子レンジなどの大きい家電は動かすことはできない。が、しかし人は空いているコンセントにプラグを挿してしまう生き物なのだ。(しかもOAタップだったりする。)
今回DIYまでして当たり前の話を書いたが、この記事を読んで少しでも定格電流について気にしてもらえば・・・と思う。
ちなみに自作しなくてもこんなものが世の中にはすでにある。
参考にどうぞ
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