raspberry piは型落ちのPCぐらいの性能があって使い勝手もいいので様々な用途に応用できます。なかでも、ネットワークの知識があればサーバーにしたり、Twitterのbotにして勝手につぶやいたりと、raspberry piを24時間起動するというハードな使い方をしている例も多々あるみたいです。
24時間起動するにあたって少し気になるのが電源で、ラズパイはデスクトップPCのような電源ユニットもないしノートPCのようなバッテリーも搭載されてません。USBから直接5V電圧をとる方式ですこしでも電源の状態が悪いと起動不良を起こしたりしてしまいます。(特にraspberry pi3)
そこで簡易的なUPS(無停電電源装置)を作って瞬低と少しの停電に対応できるようにしてみました。
・・・非常にわかりにくいのですが、コンセント100Vをトランスで12Vにして、整流回路に突っ込んでいます。直流になった12Vをチャージコントローラーに通し、バッテリーに充電しつつインバータで100Vを使用できる様にしています。
構成図はこちら↓
簡単な整流回路ですが、波形をみたらそうでもない気がします。
一応直流12Vが作れてそうです。
ブレーカがON状態であればバッテリーを充電しながらAC100Vが使えます。
※太陽光パネル用のチャージコントローラーなのでSUNのところが点灯してると充電中ということです。
ここでブレーカーをOFFにすると・・。
/パチッ\
大丈夫でした!raspberry piとモニターもしばらく使えます。
(ただしみるみるうちにバッテリー電圧が下がってきます。)
これでちょっとぐらい電源に異常があってもraspberry piを起動し続ける事が可能になりました!
でもチャージコントローラも本来の使い方じゃないし、raspberry piを起動中に停電させると壊れる可能性大なのでかなりリスキーです。マネはしないでください。
(オシロスコープを提供してくださったSさんありがとうございました。)