電工男子という本がある。ひたすら電気工事に携わっている若い男を紹介するといった内容の本だ。
休日の過ごし方、仕事で心掛けている事などが少しだけ記載されており、あとは写真だ。普段作業服を着ている人のプライベートの姿を垣間見ることができたりする。
なぜ急にこんな話をするかというと・・・。
アルティメットは本屋さんへいくと必ず資格コーナーに吸い込まれていくのだが、この本が資格コーナーの前に積まれていた。
手を取ってみると、まさかいつもお世話になっているオーム社の本だとは・・。
どうした?オーム社?
業界のイメージアップでも図ろうというのだろうか・・。違和感は同じくオーム社の雑誌、「電気と工事」でも感じた。
ここ数年、なぜか若手ばかりがフィーチャーされる。表紙もアップが増えてきた。現場にこんなきれいな作業服の電工はいない。
どこへ行く?オーム社。
他にもいろいろな雑誌を出しているオーム社↓↓
今のところ、電工を推しているだけのようだ・・。ちなみに電工男子のなかに電工女子もすこし紹介されている。最近この業界も女性が増えてきた。
泥臭い、ブルーカラー色の強い設備の仕事だが、慢性的に人材不足が続いている。さわやかさに違和感を感じている自分が間違いで、職場環境やイメージを良くし、若い人が安心して入ってこれるような職場にしなければならないというオーム社からのメッセージなのかもしれない・・・。