以前に
シーケンス回路の入門編の記事を書きましたが、今回電子回路で自己保持回路を作ってみました。
盤内のすべて強電の回路で盤を組むと回路の変更ができなかったり、リレーの数が多くなり高額になってしまっています。そのため、制御回路が複雑な場合はシーケンサーをつかったりします。
そのシーケンサーをプログラムの書き込める電子回路モジュールarduinoで代用してみました。
左がarduinoUNOで右がブレッドボードです。
押しボタンスッチ黒、赤の片側をそれぞれデジタル入力7番、8番ピンと10kΩをはさんでGNDへ、スイッチのもう片方をarduinoから出力されている5Vへ接続しています。
プログラムのソースはこちら↓↓
黒いボタンを押すと13番ピンへ5Vが出力され続けLEDが点灯します。
OFFにするときは赤のボタンを押します。
これを応用し出力にSSRリレーをつなげれば強電の回路を組み合わせることができます。
例)
スマフォで家電を遠隔操作する方法 自動点滅器について 音に反応する照明今回つかったarduino UNOはデジタル入出力が14個しかありませんが、価格が3千円程度と安くプログラミングも比較的簡単なのでウン十万するシーケンサーを使うより賢いかもしれません。
メンテもプログラムミングしたarduino基板を交換すればイイだけなのでメーカーを呼ぶ必要もありません。耐久性は疑問ですがなかなか使えそうです。
まだまだarduinoでいろいろできそうなので今後も紹介していきたいと思います。お楽しみに~
12/15追記
ガチの自己保持回路はこちら