前回、前々回とBlynkでのIOT記事が続いていましたが、今回はarduinoで商用100V設備を動かしたいと思います。
回路構成は写真の様になります。
PCのUSBポートとaruduinoを繋ぎ、arduinoからはアナログ入力として明るさセンサー、出力としてLEDと5Vリレーを接続します。5Vリレーの2次側で100Vを制御するかたちになります。
Blynkの設定はarduinoUNO、接続仕様はUSBとなります。
aruduinoのコードはArduino_serial_USBを選びます。
※ライブラリのダウンロードは
前回記事参照
そしてBlynkよりトークンを記載したメールが来るのでコードをその一文のみ変更します。
char auth[] = "YourAuthToken";
これでarduinoに書き込みます。
次にarduinoをインターネットと接続状態にするため下記ファイルを実行します。
Arduino\libraries\Blynk\scriptsフォルダのなかにあるblynk-serというバッチファイルです。
ここで注意事項があるのですが、Terapatなどでコードを確認し6行目のCOM_PORTをArduinoを接続しているポートに合わせてください。このファイルを問題なく実行できればArduinoをBlynkで動かせる状態となります。
Blynk画面例はこちら↓
明るさセンサーにつかったCdsセルからのアナログ値を1024分割して表示しています。(照度等の単位ではありません。)出力はLEDと100V照明です。LEDの一つはPWM出力で明るさを調整しています。
遠隔で照明を付けるとブレッドボードについているCdsセルが反応して数値が変化して点灯を確認することができます。もちろん、LEDより100V照明のほうが明るい為、数値はより大きくなります。
今回はたまたまノートPCにカメラがついていたのでSkypeをつかって点灯確認してみました。
着信を受ける方を自動応答にしていつでも監視することができます。
↑ノートPC付属カメラでの映像
Blynkで指令を出すと・・
照明が光ったのがわかります。
外出先から照明が点灯できるのはいいのですが、どうしてもPCをつけっぱなしにする必要がでてきます。あと、びっくりさせないためにも家族の理解が必要かも??