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設備のマニアどっとこむ

設備、電子工作、DIYのブログ!

07/03

Wed

2013

誰が仕事を評価するのか


「顧客から信頼され上司の評価も高い」

↑素晴らしい従業員ですね。将来有望です。このまま頑張っていって欲しいところですが…

人を満足させるだけでは設備管理はダメなのです。

仕事をする上でついつい忘れがちになる場合もあるかもしれませんが、本当に意識するべきなのは設備そのものなのです。

現場にもよりますが更新計画、点検周期などおおまかなものから予備品管理、機器リストなど細かいものまで担当者に委ねられているはずです。

上長殿は印鑑は押しても内容のチェックはしていないかもしれません。(詳しい方だったらラッキーですが…)

設備は我々の仕事に正直です。ちゃんとしたメンテナンスをすれば大人しく動いてくれます。

あまり人の顔色ばかり伺っていると…


設備の機嫌を損ねてしまうかもしれませんよ。




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07/01

Mon

2013

セルフメンテナンスについて

セルフメンテナンスと言ってもヨガやフィットネスなどの体のケアではありません。"補修を自ら実施する"ということです。
設備管理において協力会社、メーカーを手配し点検・補修を実施するのが一般的ですか、自分でやるとメーカー人件費が0円になりかなりのコストが削減できます。

さらにメリットはコスト面以外にも様々あります。

1、土日夜間での緊急対応ができる。
2、メーカー対応が打ち切られた古い設備についても対応できる。
3、技能、知識がつく
4、若手と作業を実施する事で教育を兼ねることができる。
5、設備員としての存在をアピールできる
6、達成感がある※個人差があります。

まあこれだけ読むと絶対やった方がいいんじゃない?という話になってしまいそうですが、もちろんデメリットもあります。

1、自分で補修するだけの技能、知識がある事が前提。
2、失敗するリスクが発生し、問題が起きた場合は担当者の責任になる
3、自社の人間での労働災害が発生する可能性がある。
4、作業および準備に大幅な時間を取られてしまう
5、設備がブラックボックス状態でメーカーではないと手が出せない設備がある。

他にもあるかもしれませんが、思わず冷静になってしまう内容ですね。特筆すべきは5です。
そもそも素人に毛が生えた程度では触れない設備があるということ。

例えばDCSなどの中央監視システム、監視サーバーなんてまったく手が出せません…

ポンプ、コンプレッサーなどの機械の整備なども不可能です。

ではどうすればいいのか?

「触れるものと、触れないものをはっきり区別する」のです。

・触れるものはトコトン触る。
→リレー、リミットスイッチなどの予備品をストックしてすぐに対応できるようにしておく

・触れないものは保守体制を整える
→保守契約を結び緊急対応を明確にする。

意外にも触る、触らないとどちらかに偏る現場が多いです。ベテランが多いほどセルフメンテナンス率は高く、若い現場では低い傾向です。

自分で修理するにせよ、メーカー呼ぶにせよ、迅速に対応できるバランスのとれた現場にしたいな〜と思う今日このごろです。







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06/30

Sun

2013

メンテナンスの5段階

工場・ビルなどの維持費の内、電気代や燃料など動光熱費、人件費などを除くとメンテナンス費というものが大きくのしかかってきます。
 
 メンテナンス費というものはコンプライアンスを無視すれば0円にもすることができ、お金さえかければいくらでもという非常に自由度の高い経費です。はっきり言って同業種であっても企業、現場、部署はたまた個人でもそのさじ加減はバラバラなんじゃないかと思うほどです。(というか実際現場、現場でかなりの差があります) 

とはいっても少ない予算で効率的に修繕を行えばお客さんは喜んでくれるはずなので、今回考察する上で実験的に分類してみました。
  1. 何もしない
  2. コンプライアンス上、点検しないと問題がある設備のみ実施。
  3. 設備停止によるインパクトが大きいもののみ計画的に補修あるいは整備する
  4. 設備停止によるインパクトが大きいものについて予備系の設備を設置する。またその予備を整備する。
  5. 美観を含めすべての設備を整備・補修する。
ざっと5段階に分類できるんじゃないかと思いますがが、ちょっとわかりにくいので車でイメージしてみます。
  1. 何もしない(ガソリン入れて乗るだけ)
  2. 車検は通す。
  3. エンジンオイルぐらいは交換
  4. もう一台車があり、いつも絶好調。
  5. 傷とかエンジン音とか気になったら全部直す。
逆にわかりづらくなった気もしますが、現実的にはほとんどの現場は3~4の間だと思います。で、気になるのが”設備停止によるインパクトが大きいもの”とは??

例を挙げると生産工場での製造機器停止、データセンターでの停電、病院での機器故障(ICUなど)発電所の停止などこの業界の人間ならちょっと聞くだけで恐ろしいですね・・・。

それではどの設備をどのくらいメンテナンスしたらいいのかはそのインパクトと天秤にかけて実施すれば良いのですが、多くの場合そのインパクトの損害金額について考察すると思います。

たとえばこのポンプが一日停止すると1億円の損害なので、年2回整備してなおかつ予備モーターを買って・・・なんて具合なんじゃないかと。(僕はそうでした。)


この考え方には決定的に欠けたものがあります。インパクトにはもうひとつ大きい要素あり設備停止に関係なく「社会的信用の失墜」というものがあります。
例えば・・・

謝って工場排水を川に流してしまう。
工場が燃えてニュースに流れてしまう。
銀行ATMが使えなくなる。
大規模停電する。

など設備は修復できても世間の厳しい目がなかなか収まらない状況になってしまいます。


 多くの企業がメンテナンス費にコストをかけられなくなった昨今、設備停止による生産ロス等にクローズアップされがちです。しかしいくら生産がうまくいってもそのブランドイメージが損なわれてはモノが売れないはずです。

設備屋としてはお金だけじゃなくてプライスレスな安全性など重視して取り組みたいなあって思う次第です。お客さんが喜んでくれるかどうかは別として・・・。




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プロフィール

HN:
アルティメット雅史
性別:
男性
自己紹介:
製油所、データセンター、化学工場を渡り歩いた設備のマニア
最近はarduinoあたりの電子工作にハマる。
取得資格は電験3種、消防設備士甲4、2級ボイラー技士、危険物乙4、電工2種、技術士一次試験合格(電気・電子)、エネ電合格、フォークリフトほか

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