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設備のマニアどっとこむ

IoT開発、設備・DIYのブログ!

Spresenseを使うにあたっての注意点

Spresense買ってみました! SONYの国産品ということでコンテストも最近やってたりしますが、ちょっとかっこいいですね。



↑こんなパッケージでした。

↑買ったのはこれ


ざっと使ってみて気づいたことがあるのでまとめたいと思います。
セットアップはArduinoIDEでやりました。

公式のチュートリアルを見ればそこまで難しくないですが、スケッチを書き込む前のツール→ブートローダーへ書き込む という作業を忘れずにやってください。(スケッチが動かない!ってなります)

https://developer.sony.com/develop/spresense/docs/arduino_set_up_ja.html




本体のLEDのLチカができました。4つのLEDがナイトライダーみたいに光ります。(かっこいい)

スケッチの例として何種類かデフォルトで搭載されているのですが、正直拡張ボードを買わないと使用できなそうなものばかりでした。全部試してないですが、メインボードでできそうなのはread_write(ストレージ書き込み)とWire(I2C通信)ぐらいかな、って感じです。

ちょっとarduinoやesp32のノリでやるとつまずくことがあるので注意点をいくつか紹介したいと思います。

<アナログ入力>
アナログ入力は0.7Vで2chのみ。 arduinoの5V入力で慣れてる人は要注意です。拡張ボード があれば5Vと3.3V入力を使えるのですが、メインボードのみだと0.7Vレンジとなり、センサーと組み合わせるのは難しいと思われます。 I2Cはつながるので対応するセンサーを使うしかないかなというところです。

<デジタル出力>
デジタル出力は1.8Vです。LEDなどは光らせることはできますが、SSRなどを動作させるのは難しいです。こちらも拡張ボード推奨ですかね…

<ピン番号がついてない>
これ意外に苦痛です。GNDさがすのはきつい。


小型で入出力ピンが使いづらいとなるとM5stickCやラズパイゼロwhなどに単体で太刀打ちするのは厳しいかなと思いました。ボードを接続すればいいのですが、それなりに金額がします。







↑全部買うならラズパイ4、単一機能ならM5stackシリーズの方がいいかも。
 全体的に高いっす。SONYさん。

しかし素晴らしいこともあります。




な、なんとArduino nanoより軽い。これは助かりますね!!

ということでとりあえずホバークラフトを作って乗せてみました。

@ultimatemasashi

カップ麺の容器でホバークラフト作りました。


♬ 炎のランナー - テーマ(『炎のランナー』より) - Mark Ayres


拡張ボード買おうかな… どうしようかな…










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プロフィール

HN:
佐々木 雅史
性別:
男性
自己紹介:
2021年 ラズパイ、M5stackを用いたIoT開発を専門で受注するアルティメンテを設立。代表を務める。
・2020年ラズパイコンテスト優良賞受賞
・設備系資格多数(電験3種、消防設備士甲4、2級ボイラー技士、危険物乙4、電工2種、技術士補(電気・電子)、エネ電、フォークリフトなど)

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